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印紙税の歴史

 印紙税の歴史について、説明しています。
 

古くから採用している租税

 印紙税は、日本ばかりでなく、アメリカ、イギリス、フランス、イタリアなどの各国においても古くから採用している租税です。
 もともと、印紙税が誕生したのは、1624年オランダです。当時のオランダは、スペインとの独立戦争(八十年戦争)で財政が窮乏しており、新たな税収確保が必要でした。そして、税務職員であるヨハネス・ファン・デン・ブルックが印紙税を発明したのです。印紙税は、他の税金と比べると、国民に重税感を与えにくいということなので、各国においても採用されるようになったのです。
 

日本での歴史

 印紙税は、日本では1873年(明治6年)に採用されました。明治6年という年は、地租改正という土地制度改革があった年で、税金の歴史にとっては非常に重要な年なのです。その同じ年に、印紙税が採用されたのです。いわば、「農」と「商」からの安定的な税収確保が図られた年ともいえます。
 また、明治8年には、雑税整理、地方税制の整備、煙草税の採用がありました。いわば、この時期は江戸時代からの古い租税制度を改廃、整理し、近代的な制度に進み始めたともいえます。
 
明治6年 印紙税導入
明治32年 印紙税法(旧法)の制定
昭和42年 印紙税法(旧法)の全文改正
昭和56年 最低額が100円から200円に(一部改正)
平成元年 消費税導入にともない、賃貸借契約書、物品譲渡契約書等が不課税に(一部改正)
 

印紙税の今後

 電子取引の増加に伴い、電子文章など印紙税が必要とされないケースが増えてきました。そのため、そう遠くない日に、印紙税法の抜本的な改正がおこると思います。